2015年4月24日、のれんプロジェクトの一環として、日本橋の北側の総氏神である神田明神へ弊社と日本橋めぐりの会の連名でのれんを奉納させていただきました。

今年で現在の地に遷座し400年を迎える神田明神。
5月には「日本三大祭り」「江戸三大祭り」に数えられる神田祭が行われます。

のれんのモチーフである祭は地域と人の絆を強くする日本の伝統行事でもあります。
この160年で3度も壊滅的な被災・被害(安政の大地震、関東大震災、東京大空襲)にあっている江戸東京ですが、それを見事に復興している裏には祭を行い互いを励まし支え合う、そんな粋な文化がこの土地にはあります。

今の時代に必要である想いがこの奉納のれんには込められています。
遷座400年、その節目である年にこのような奉納をさせていただけることに何より喜びを感じます。

こののれん奉納においては、氏子総代である渡辺秀次様(合鴨鳥安代表取締役)はじめ神田明神の皆様方の深いご厚情の賜物であると存じます。この貴重な経験を活かし、一層の技術力の向上に注力し、皆様のご期待にお応えできるよう努力してまいりますので、今後とも、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。