2015年11月19日
日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会日本橋みゆき通り街づくり委員会による「徳川家康公 没後400年記念『徳川将軍家の食事と講話会』」に参加してきました。

会場では徳川宗家十八代当主 徳川恒孝氏が、当時の将軍の一日の生活を言葉巧みにお話してくださりました。現代のように週休2日制ではなく、365日決められたスケジュールを毎日こなしていたそうです。毎日医者による健康診断も行われていたそうです。

食事は十一代将軍 徳川家斉公の食事記録『調理叢書』に記された内容を基に、ロイヤルパークホテル「日本料理源氏香」の岩田料理長によって再現されたものが提供されました。旬の素材の味を活かしシンプルな味わいのお料理でした。この食事、将軍はすぐに食べられる訳ではなく毒味役が食べてから2時間様子を見てから、やっと食べられたそうです。

ほとんどお城から出られない将軍にとってたまの外出時は普段食べられないものが食べれたり、自分で物を買ったりすることがあったようで、窮屈な生活から羽を広げることができていたんでしょうか。今の時代にも通じる部分があり、将軍といえど人間味のあるおもしろおかしいお話が聞けました。

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提供店舗
日本酒:江戸最古の酒舗「豊島屋本店
玉子焼き:魚十
久寿餅:初音
久寿もち:長門
ほうじ茶:人形町 森之園