製版事業

製版のことならミカ製版株式会社

ミカ製版株式会社では、1962年の創業以来、技術向上や環境変化の著しい印刷業界において、お客様のニーズに応える商品・サービスの提供に取り組んで参りました。

現在では、お客様が制作した様々な印刷物の原稿データをお預かりし、版下データ確認や原稿サイズ調整、画像データの修正や製版データの作成などの製版事業を中心に事業展開しております。

色や原稿内容確認用の本紙校正や簡易校正用のプルーフ出力(DDCP)、さらにはDTPオペレーターによる各種編集など、印刷に関わるお客様のニーズに完璧に応えるサービス提供に今後も取り組んで参ります。

当社の特徴

1.色にこだわるお客様ニーズに応える高い技術力

高品質の印刷物を求めるお客様のニーズに応えるため、フィルム製版・青焼きの時代から印刷業界に長年関わってきた中で培った技術・経験に裏打ちされた高い技術力に基づいたサービスを提供しています。

イメージを表現する色調表現
当社ではお客様の要望する色調を再現するため、様々な技術やノウハウを蓄積しています。
お客様からお預かりした画像や当社にてスキャニングした原稿を編集し、「健康的な肌色」や「シズル感」というような抽象的なイメージを印刷物として表現することを得意としています。
また時には複数の画像の合成などクリエイティブな処理も要求に応じて対応しております。

フィルム出力から培ったゲラデーション表現

美しい印刷物を制作するために欠かせないグラデーション表現ですが、通常のイラストレーターの機能でグラデーションを作成すると、トーンジャンプと呼ばれる波紋のような段差が生じてしまいます。
当社ではグラデーション表現が困難であったフィルム製版の時代から、美しいグラデーション表現を可能とするDTPの技術の向上に努めており、その技術が美しい印刷物を制作したいというお客様の要望に応える要素となっています。

2.カラーマネジメントシステム(CMS)による色管理

CMSとは、スキャニングやデジタルカメラなどの入力装置、モニタやプリンタなどの出力装置、そして最終印刷に至るまでの工程において色表現を管理するための仕組みをいいます。CMSの詳細については、こちらをご参照ください。

DDCP出力のための環境

当社ではCMSに欠かせないDDCP出力装置として、近似網点出力が可能な富士フイルム株式会社のプリモジェットXGを導入するとともに、高精度の色測定を可能とするアイワン、アイワンiOを導入し、DDCP出力のための環境を整えています。

印刷とDDCPのカラーマッチング

印刷本機とDDCPのカラーマッチングのためには、印刷機で出力したカラーチャートをアイワンやアイワンiOを用いて色測定し、カラープロファイル(ICCファイル)を作成することから始まります。
本来であれば、ICCファイルが出来上がれば印刷本機とDDCPのカラーマッチングができるのですが、現在の技術では機器の個体差や印刷・色測定の環境によって微妙な誤差が生じてしまいます。
当社では信頼されるDDCPによる色校正を目指し、カラーチャート1472色全てがΔE1以内に収まるよう調整を加え、さらに目視測定による調整を繰り返すことで、可能な限り誤差を無くした印刷本機とDDCPのカラーマッチングを達成しました。

3.こだわりの表現を可能にするDTPオペレーターの経験と実績

当社は高品質の印刷物を求めるお客様のニーズを解決する製版業務を主として活動してきたことから、長年の経験やノウハウを蓄積したDTPオペレーターを有しています。
お客様からのニーズには高品質な印刷物だけではなく、短納期の急な案件にお応えするといった、きめ細やかな対応が求められることもあり、印刷業界に深く関わってきた経験から培ったDTPオペレーターの対応力に磨きをかけてきました。